栄養を十分に摂るごまの食べ方!
先月NHK番組「うまいッ!」で紹介されて以来、喜界島産白ごまのご注文が殺到しております。
ありがとうございます。
今日はごまのおいしい食べ方をご紹介させていただきたいと思います。
弊社の喜界島産白ごまは生の「洗いごま」です。洗いごまは煎っていない、天日干し後、塵などを洗い落し乾燥したごまですので、香りなど感じられません。煎ることによって香ばしさが増し一段とおいしくなります。
まず、フライパンなどにごまが重ならないように入れます。フライパンに火をかけ、絶えずしゃもじなどで混ぜながら均一に火を通します。火加減は弱火か中火で、焦がさないように火をかけるのがポイントです。加熱が進むと、次第にごまがはじけ始めます。昔は「3粒はぜたら火を止める」といったそうです。ごまがはじけ出したら火を止めてください。煎り過ぎに注意しながら余熱でかき混ぜながらお好みの煎り加減まで煎って、フライパンからバットなどの容器に移して冷ましてください。冷めればいりごまの完成です。
このいりごまを、体に吸収しやすくします。ごまをそのままかけて食べてもおいしいのですが、固い皮がついたままのごまは粒が小さいため噛み砕きにくく、消化されないまま排泄されてしまうことが多いのです。より多く栄養を吸収するにはすりごまにするかペースト状にして食べるのがいいです。簡単にごまをペーストにするには、フードプロセッサーなどにかけるのがいいでしょう。
私のオススメの食べ方の1つは、ペースト状にしたごまをしゃぶしゃぶなどの鍋料理のタレにすること。ごまも効率よく吸収でき、寒くなってきたこの時期に体を温めてくれます。