ボタンボウフウ入り青汁粉末の食品への
配合における血糖値上昇抑制作用
1.目的
これまでの試験において、ボタンボウフウ粉末を食前に摂取することで、食後血糖値の上昇を抑制することを明らかにしてきた。本試験では、食品に配合した場合の食後血糖値の上昇抑制効果を検証するとともに、加熱調理品における効果についてもヒトモニター試験で検証した。
2.方法
1)被験者とデザイン
20~50歳代の健常な社内モニター5~6名(男性2名、女性3~4名)を対象とし、クロスオーバー法により実施した。
20~50歳代の健常な社内モニター5~6名(男性2名、女性3~4名)を対象とし、クロスオーバー法により実施した。
2)実験食:パンケーキ
ホットケーキミックス(森永製菓㈱)1袋(150 g)、卵1個、牛乳100 mLを混ぜ、さらに、ボタンボウフウ入り青汁粉末2包(1包3 g)を加え、ホットプレートで2枚に均等に分けて焼いた。そこに、いちごジャム(アヲハタ㈱)を1枚当たり20 gとともに摂取した。 1食当たりのパンケーキの炭水化物量は71 gであった。
ホットケーキミックス(森永製菓㈱)1袋(150 g)、卵1個、牛乳100 mLを混ぜ、さらに、ボタンボウフウ入り青汁粉末2包(1包3 g)を加え、ホットプレートで2枚に均等に分けて焼いた。そこに、いちごジャム(アヲハタ㈱)を1枚当たり20 gとともに摂取した。 1食当たりのパンケーキの炭水化物量は71 gであった。 3)血糖値測定
被験者は測定の前日22:00以降の水以外の飲食を控え、測定日の朝(9時頃)に空腹時血糖値を測定した。その後、被験食を摂取し、経時的(パンケーキ:15、30、60、90、120分後)に血糖値を測定した。尚、血糖値の測定は血糖自己測定器(アキュチェックアビバ、ロシュ・ダイアグノスティックス製)を用いた。
被験者は測定の前日22:00以降の水以外の飲食を控え、測定日の朝(9時頃)に空腹時血糖値を測定した。その後、被験食を摂取し、経時的(パンケーキ:15、30、60、90、120分後)に血糖値を測定した。尚、血糖値の測定は血糖自己測定器(アキュチェックアビバ、ロシュ・ダイアグノスティックス製)を用いた。
パンケーキ摂取時のタイムスケジュール
3.結果
普通のパンケーキ(Control)とボタンボウフウ入り青汁粉末を配合したパンケーキを摂取した場合の血糖値の変化量を比較すると、両群間に有意な差は認められなかったが、ボタンボウフウ入り青汁粉末を配合した方が血糖値の上昇を抑制する傾向が認められた。また、血糖値-時間グラフより曲線下面積を算出すると、図3のようにボタンボウフウ入り青汁粉末を配合したパンケーキを摂取した場合において低くなる傾向を示した。
これらのことから、ボタンボウフウ入り青汁粉末を生地に配合して焼いた場合でも、血糖値の上昇を抑制する機能が期待できる。
図 ボタンボウフウ入り青汁を配合したパンケーキ摂取後の血糖値上昇曲線
図 ボタンボウフウ入り青汁を配合したパンケーキ摂取後の血糖値上昇曲線下面積
4.まとめ
パンケーキなどの食事とともにボタンボウフウ入り青汁粉末を摂取することは、食後血糖値の上昇を抑制(血糖値スパイクの予防)することが期待できる。