注目の成分フィトケミカルの塊、長命草(ボタンボウフウ)とは?研究者に聞きました!


日本初!乾燥葉物野菜由来の機能性表示食品
「島の太陽と潮風で育った青汁」
ボタンボウフウ由来クロロゲン酸は、
食後に上がる血糖値を抑える機能が報告されています。


5年の歳月をかけて完成した喜界島産長命草(ボタンボウフウ)由来の
機能性表示食品について、「長命草(ボタンボウフウ)」を研究してきた
2人の研究者にお話をうかがいました。

 



100歳以上の健康な人が多く暮らす島で
日常的に食されてきた長命草(ボタンボウフウ)

――「島の太陽と潮風で育った青汁」は、日本初の乾燥葉物野菜由来の機能性表示食品ですが、開発にはどのような苦労がありましたか?
 
野崎研究員:ボタンボウフウは、野菜ですから、個体差があります。製品として規格化するのに苦労しました。ボタンボウフウに含まれるクロロゲン酸の作用機能を立証し、成分をそこなわないように加工、日本初の乾燥葉物野菜由来の機能性表示食品として受理されるまでに5年の年月がかかりました。
↑研究を重ねついに完成した「島の太陽と潮風で育った青汁」


 ――喜界島のボタンボウフウを研究をしようと考えたきっかけは何ですか?
 
中野教授:鹿児島県は長寿の方が多いのはご存知かと思います。その中でも特に喜界島を含む大島郡に100歳以上の健康長寿の方が多く暮らしています。19世紀最後の人として有名な長寿世界一の田島ナビさんが暮らしていたのも喜界島です。(※田島ナビさんは2018年4月117歳8か月でお亡くなりになりました)長寿の要因は、温暖な気候、ストレスの少ない環境など、いくつかあるでしょうが、その中でも、島の食生活に注目しました。「1株食べると1日長生きする」と、古くから言い伝えられているボタンボウフウに秘密があるに違いないと、詳しく調べることにしたのです。


↑現役で活躍する喜界島の方々

――ボタンボウフウは「長命草」と言った方が聞きなじみがあるかもしれません。喜界島では、サクナと呼ばれています。新芽は、てんぷらや酢みそ和えにしたり、開いた葉は、細く切って塩もみした後、いろいろな料理に使われています。

↑島料理屋で提供されるサクナ(長命草)のてんぷらとお浸し

 



ボタンボウフウはクロロゲン酸が豊富なパワーベジタブル

 

野崎研究員:ボタンボウフウは関東より西、主に九州や沖縄地方に分布しているセリ科の植物です。
島では、海岸の断崖やサンゴの石灰岩でできた岩場などのやせた土地に張り付くように自生しています。
海からの潮風が絶えず吹き、強烈な日差しにさらされる過酷な環境でも、しっかりと根を張って育つ植物です。

↑海岸の岩に自生するボタンボウフウ。潮風やじりじりと照りつく日差しにも負けない。

中野教授:はい、その生命力の強さが、ボタンボウフウの高い栄養価につながっています。自らを環境から守ることで得たもので、これが、パワーベジタブルと呼ばれる所以です。 ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、鉄分、カルシウム、食物繊維などの豊富な栄養が含まれ、中でもポリフェノールの一種、ルチンやクロロゲン酸が豊富なことがわかっています。青汁の苦味は、クロロゲン酸(ポリフェノール)の味です。ブドウを食べる時どうしますか?ブドウの皮に渋みを感じますよね。それがポリフェノールです。青汁の苦みは、効き目の証拠です。

野崎研究員: 長命草(ボタンボウフウ)だけでは苦味が強い(ポリフェノールが豊富なため)ので、 ほのかな甘みのある大麦若葉などをブレンドすることで飲みやすくしています。

――ポリフェノールと言えば、抗酸化作用ですね。
ダイエットやアンチエイジングに興味があるので、抗酸化作用っていう言葉はよく目にします!  

野崎研究員:そういう方にぜひ、「島の太陽と潮風で育った青汁」を飲んでもらいたいですね(笑) 実は、ボタンボウフウには、ポリフェノールが多く含まれていることはわかっていたんですけれども、調べてみると、喜界島のボタンボウフウは、他産地と比較して、総ポリフェノール、ルチン、クロロゲン酸がより多く含まれていたのです。クロロゲン酸は、他より2.5倍も多いのです。

喜界島は、隆起性サンゴ礁の島で、全島がサンゴを起源とする石灰岩で出来たミネラル豊富な土壌です。
現在も年間平均2mmという世界的にみても有数のスピードで隆起し続けているそうです。
島全体が平坦でなだらかなため、日照時間が長く、南の島特有の太陽の恵みと潮風が運ぶミネラルなどが豊富で、それが影響していると考えられます。
 
中野教授:クロロゲン酸が豊富ということは、生体内の活性酸素除去能力が圧倒的に強いのが魅力です。
ボタンボウフウは、まさに喜界島の隆起サンゴが育んだ自然の賜物で、ファイトケミカルの塊と言っていいぐらいです。


↑隆起サンゴのカケラが散らばった自然のミネラル豊富な土壌が栄養豊富なボタンボウフウを育てる
喜界島で見られる石垣もサンゴを利用して作られる

 



ボタンボウフウのファイトケミカルがもたらす活性酸素除去能力

 

――「ファイトケミカル」って、最近、よく耳にするようになりました。ファイトケミカルについて、詳しく教えてください!
 
中野教授:ファイトケミカルとは、ファイトケミカルズ、フィトケミカルとも言います。
ファイトケミカルは植物だけが持っている成分で、活性酸素除去能力に優れています。
野菜や果物など、植物そのものが身を守るために作り出した生き抜く力がファイトケミカルです。
植物の色や香りのもととなる成分です。ビタミンやミネラルにも活性酸素除去能力のあるものがありますが、ファイトケミカルはそれらと協力し、優れた活性酸素除去能力を発揮します。クロロゲン酸などのポリフェノールはファイトケミカルの1つです。

――ファイトケミカルが、悪者の活性酸素を吸収してくれるのですね!

野崎研究員:活性酸素は、悪者のように捉えられがちですが、実は、生物にとって生きていくために必要なものなんです。「酸素」が反応性の高い物質に変わったものを活性酸素と言い、体内で細菌などを殺す働きをしたり、人間の体になくてはならないものなんですよ。
悪者扱いされているのは、体内で過剰に作られる活性酸素の事です。生活習慣の乱れ、様々なストレス、紫外線、放射能などによって活性酸素が過剰に作られると、自分の細胞までひどく傷つけ、それが、ガン、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病のもとになると考えられているのです。
 
体内で過剰に作られた活性酸素は早急に除去しないといけません。活性酸素消去能とは、そういった悪者の活性酸素を除去する力をさしています。
もし、疲れがとれにくかったり、肌が荒れたり、食後にねむくなったりを感じたら、ファイトケミカル不足の可能性があるかもしれませんよ。

――思い当たることがたくさんあります。
そんなときに、長命草(ボタンボウフウ)が役立ちそうですね。

↑クロロゲン酸などのポリフェノールが豊富な長命草(ボタンボウフウ)



「島の太陽と潮風で育った青汁」が機能性表示食品として
受理〜食後の血糖値上昇を抑制する機能

 

――ところで、「島の太陽と潮風で育った青汁」に含まれるボタンボウフウ由来クロロゲン酸が食後の血糖値の上昇を抑制する機能があるとして、機能性表示食品として受理されたとお聞きしました。テレビや本で見たのですが、健康診断などで、たとえ血糖値が正常であったとしても、食後に急激に血糖値が上昇する、いわゆる「血糖値スパイク」が気になる方も多いようですね。

野崎研究員:そうですね。社内の何人かの協力を得て、実際にボタンボウフウが食後の血糖値の上昇を抑制するかを試してみました。その結果、血糖値の上昇が抑制される人とされない人がいました。
詳しく精査をしてみたところ、傾向として、血糖値の上昇が抑制されなかった人は、そもそもの血糖値の上昇が小さい方でした。逆に、いわゆる血糖値スパイクの人や血糖値スパイクが疑われる人については血糖値の上昇が抑えられるという結果となりました。
つまり、ボタンボウフウは、血糖値が上がりやすい方に「嬉しい」ということが分かりました。

――わかりやすい結果ですね。
でも何故、血糖値が上がりやすい人とそうでない人とでは、違う結果がでるのでしょうか?

 

野崎研究員:そこなんですが、ボタンボウフウ由来クロロゲン酸が、デンプンをブドウ糖に変える酵素を阻害するだけではなく、GLP-1のような血糖値が上がった時に反応するものが関わるのでは?と考えて、細胞実験を実施すると、見事にGLP-1が増えるといったデータが得られました。このGLP-1は、小腸から分泌されるホルモンで、インスリンの分泌を促して血糖値を下げる作用のみならず、食欲を抑える作用があると言われています。
 
――日々のお茶代わりに飲めば、食欲が抑えられそうですね。

中野教授:製品化するに当たっては、ヒト実験を行いました。鹿児島の薩摩川内市の方々、宮崎や熊本など遠くからも試験に参加していただき、さまざまな年代の方に協力していただきました。
そして、数々のモニター試験を経て、ボタンボウフウのすばらしさを「島の太陽と潮風で育った青汁」として、製品化する事にたどり着いたのです。

――スーパーの野菜売り場でボタンボウフウが手に入らなくても、この青汁で、ボタンボウフウの恵みを摂取できるということですね!
 
野崎研究員:はい。製品は完成しましたが、現在もボタンボウフウの栽培条件など、更なる“クロロゲン酸”含量のアップに向けて研究を重ねています。



さらに手軽に摂取できる新商品「島の長命草カプセル」を開発

 

野崎研究員:外出先でも手軽に飲みたい、毎日、手軽に青汁を飲みたいそんな声にお応えして、
青汁をカプセルに閉じ込めた新商品を開発しました。外出先でも水さえあれば摂取することができます。胃の中で溶けやすい植物性カプセルを採用しました。
『島の長命草カプセル』の特設サイトはこちらから>>
 
――仕事や育児などで忙しく暮らしながらも、美味しく・手軽に糖質オフできる長命草(ボタンボウフウ)。食後の血糖値を抑制し、糖にはたらきかけ糖質オフします。
「健康的な食事や間食の方法」のアプローチの1 つとして、私たちの青汁が役に立てればと考えております!
 

プロフィール
中野教授
鹿児島純心女子大学
中野隆之教授

医学博士。専門分野は食品機能学、食品化学、電気生理学。
鹿児島の植物・食品素材を中心に研究を行っている。


野崎研究員
ビーエイチエヌ株式会社の素材開発部門に所属。
美容から健康に関わる幅広く健康食品原料の研究開発に携わっている。