奄美群島が世界遺産登録へ一歩前進
世界遺産の登録を目指している奄美大島ですが、来月3月7日に喜界島を含んだ奄美群島の5つの島が国立公園に指定されることが決定しました。国立公園に指定されれば国内で34か所目、県内では4か所目の国立公園となります。
国立公園の指定は、世界自然遺産登録の前提条件となっています。国立公園に指定されるのは奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島の陸域と海域の合計約7万5千ヘクタール。このうちの3万8千ヘクタールを自然遺産候補地としてユネスコに推薦しています。
国立公園とは、国が直接管理する自然公園のことで、開発の制限や樹木の伐採など禁止されます。来年の夏ごろに世界遺産登録の可否が決定する予定ですが、是非登録されて欲しいですね。自然遺産として登録されている屋久島や白神山地などもそうですが、喜界島の美しさを世界中に伝えたい。そのためにも、隆起珊瑚の喜界島の美しい自然を日々守り続けることが大切だと改めて感じました。
綺麗な海に豊かな自然を育む喜界島。弊社でも長命草(ボタンボウフウ)や白ごまの無農薬栽培をしています。強力な農薬を使えば、害虫駆除も楽ですが、自然の害になります。我々ができることで喜界島の自然を守り、汚すことのないよう今後とも頑張っていきたいと思います。